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競馬オッズ計算ツール|単勝オッズから複勝・馬連・3連単を算出

各馬の単勝オッズを入れるだけで、馬連・馬単・3連複・3連単の想定オッズと的中確率を計算します。

競馬のオッズは「その馬(組み合わせ)にどれだけ票が集まっているか」で決まります。単勝オッズが分かれば、その裏にある支持率=推定勝率が逆算でき、そこから複勝・ワイド・馬連・3連単など他の券種のオッズも計算できます。下のツールはJRAの実レース3,873鞍で答え合わせ済みで、実際の配当の中央値とほぼ一致します(精度の検証)。

1 28.2%
2 18.8%
3 13.1%
4 9.3%
5 7.2%
6 5.6%
7 4.4%
8 3.4%
9 2.6%
10 2.1%
11 1.6%
12 1.2%
13 0.9%
14 0.7%
15 0.5%
16 0.4%

右側の%は単勝オッズから逆算した推定勝率です(全馬の合計が100%になるよう調整)。実際のオッズを入力すると精度が上がります。

券種買い目推定オッズ100円が的中確率
単勝 1 2.8倍 280円 28.16%
複勝 1 1.5倍 150円 68.24%
馬連 1 - 2 5.6倍 550円 13.86%
ワイド 1 - 2 2.7倍 270円 33.49%
馬単 1 → 2 10.5倍 1,050円 7.36%
3連複 1 - 2 - 3 8.2倍 810円 8.87%
3連単 1 → 2 → 3 39.8倍 3,980円 1.82%

※ 券種ごとの払戻率(単勝・複勝80.0%/馬連・ワイド・馬単77.5%/3連複・3連単72.5%)を反映しています。実際のオッズは締切まで変動します。

※ 複勝とワイドは的中が3口に分かれ、払戻対象総額を3等分して分け合います。そのため「払戻率÷的中確率」では求められず、専用の計算を使っています(複勝・ワイドの求め方)。

※ 単勝の行は入力値がほぼそのまま返ります(同じ計算を逆にたどるため)。ここが入力値と大きくずれる場合は、入力したオッズの組み合わせが現実のレースとして成立していないサインです。

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競馬のオッズはどう計算されるのか

競馬のオッズは、ブックメーカーが決めるのではなく参加者の投票だけで決まります(パリミュチュエル方式)。売上の総額から一定割合(控除率)を差し引き、残りを的中者で分け合う仕組みです。

オッズ = 売上総額 × 払戻率 ÷ その馬券への投票額

例:単勝の売上が1,000万円、ある馬に100万円入っている場合
1,000万 × 0.8 ÷ 100万 = 8.0倍

ここから逆算すると、オッズは「その馬がどれくらい支持されているか」を表す数字だと分かります。人気が集まるほど投票額が増え、オッズは下がります。

オッズから推定勝率を逆算する

オッズの逆数(1÷オッズ)がその馬の支持率にあたります。ただし控除率の分だけ全馬の合計が1を超えるため、合計が100%になるよう割り戻します。

推定勝率 = (1 ÷ 単勝オッズ) ÷ 全馬の(1 ÷ 単勝オッズ)の合計

例:単勝4.0倍で、全馬の逆数合計が1.25のとき
(1 ÷ 4.0) ÷ 1.25 = 0.25 ÷ 1.25 = 20%

この推定勝率が分かれば、複数の馬が絡む券種のオッズも計算できます。

馬連・3連単のオッズを求める

1着に選ばれた馬を除いて残りの馬で確率を計算し直す、という手順を繰り返します。たとえば3連単なら次のようになります。

3連単の的中確率 = A勝率 × B勝率/(1−A勝率) × C勝率/(1−A勝率−B勝率)

推定オッズ = 払戻率72.5% ÷ 的中確率

馬連のように着順を問わない券種は、考えられる並び順すべての確率を足し合わせます。上のツールはこの計算を自動で行っています。

この計算はどれくらい当たるのか(実データ検証)

推定値が実際の配当と合っているかを、JRAの2023年以降のレース3,873鞍で検証しました。各レースの確定単勝オッズから上の方法で推定オッズを計算し、実際に出た払戻金と比べています。

券種推定配当の中央値実配当の中央値実際÷推定±30%以内に収まった割合
単勝465円460円0.99100%
複勝186円200円1.0886%
馬連1,888円1,830円1.0074%
ワイド733円790円1.0862%
3連複5,245円4,960円1.0147%
3連単28,541円26,240円0.9447%

「実際÷推定」はどの券種も0.94〜1.08に収まり、偏りなく当たっています。一方で「±30%以内」の割合は3連複・3連単で47%まで下がります。これは1レース単位では大きく外れることがあることを意味します。逆に複勝は86%が±30%以内に収まり、7券種のなかで最もぶれません。

※ 単勝・馬連・3連複・3連単は2023年以降の3,873鞍、複勝・ワイドは同じく2023年以降の13,167鞍(延べ38,337頭・38,508組)で別途検証しています。

ずれる理由は、単勝オッズが着順そのものではなく「1着になる確率」しか表していないためです。2着・3着に来やすい馬(安定して掲示板に載るタイプ)と、勝つか飛ぶかの馬では、同じ単勝オッズでも実際の連対率が違います。平均的にはよく合うが、個別レースの予想には使えないと理解してください。

複勝・ワイドのオッズはなぜ別計算なのか

馬連や3連単は的中が1口しかないので、払戻率 ÷ 的中確率でオッズが求まります。ところが複勝は3頭、ワイドは3組が同時に的中します。払戻対象総額をその3口で分け合うため、同じ計算は使えません。

JRAの複勝・ワイドの払戻金は次の式で決まります。

払戻金 = (払戻対象総額 − 的中3口への投票額) ÷ 3 ÷ その口への投票額 + 元本

オッズに直すと 1 + (払戻率 − 的中3口の支持率合計) ÷ (3 × その口の支持率)

つまり自分が買った馬のオッズが、一緒に来た他の2頭の人気によって変わります。本命3頭で決まれば複勝は安くなり、人気薄が混じれば同じ馬でも高くなります。複勝オッズが「○○倍〜○○倍」と幅で表示されるのはこのためです。

このツールでは、各馬の3着内率に比例して票が入ると仮定したうえで、上位3着の並び方をすべて数え上げて(18頭なら4,896通り)平均を取っています。したがって表示されるのは幅の中央あたりの値です。

実際の払戻と比べると、複勝は86%が±30%以内に収まり、7券種のなかで最も安定しています。ワイドは62%で、3連複・3連単よりは当たりますが複勝ほどではありません。複勝転がし計算ツールで転がしの収支を試算する前に、ここで各馬のおおよその複勝オッズを確認しておくと見当がつけやすくなります。

このツールの使いどころ

  • 買う前に配当の見当をつける:3連単のオッズが未発表でも、単勝オッズから概算できます
  • オッズの妙味を判断する:実際に出ているオッズが推定より高ければ、その組み合わせは市場から過小評価されています
  • 点数と配当のバランスを見る:推定オッズが分かれば、何点買うとトリガミになるか事前に判断できます

よくある質問(FAQ)

単勝オッズだけで3連単のオッズが分かるのはなぜですか?
単勝オッズから各馬の推定勝率が逆算でき、そこから「A→B→Cの順に入る確率」を計算できるためです。3連単の払戻率は72.5%と決まっているので、確率が出れば配当も逆算できます。実データ3,873鞍で検証したところ、実際の配当の中央値との比は0.94でした。
推定オッズと実際のオッズがずれるのはなぜですか?
単勝オッズは「1着になる確率」しか表さないためです。2着・3着に安定して来る馬と、勝つか大敗かの馬では、同じ単勝オッズでも連対率が異なります。中央値では合いますが、1レース単位では3連単で±30%を外れることが半分以上あります。
複勝のオッズも計算できますか?
できます。複勝とワイドは的中が3口に分かれ、他の2口の売れ方で払戻が変わるため専用の計算が必要ですが、上位3着の並び方をすべて数え上げることで平均的な値を出しています。2023年以降の13,167鞍・延べ38,337頭で検証したところ、実配当の中央値との比は1.08、86%が±30%以内に収まりました。ただし複勝オッズは本来「○○倍〜○○倍」と幅がある値で、表示されるのはその中央あたりです。
ワイドの精度が複勝より低いのはなぜですか?
ワイドは2頭の組み合わせなので、単勝オッズだけでは「その2頭が一緒に来やすいか」まで表せないためです。逃げ・追込など脚質がかみ合う組は実際より安くなり、かみ合わない組は高くなります。±30%以内に収まるのは62%で、複勝の86%より低くなります。
控除率と払戻率の関係は?
払戻率=100%−控除率です。単勝・複勝は控除率20.0%で払戻率80.0%、馬連・馬単・ワイドは22.5%で77.5%、3連複・3連単は27.5%で72.5%です。詳しくは還元率・控除率一覧で解説しています。

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