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競馬の控除率とは?馬券種類別の還元率と勝つための考え方
競馬で「なかなか勝てない」と感じたことはありませんか?
実は、馬券を買った時点であなたは一定の不利を背負っています。
その正体が「控除率」です。
この記事では、控除率の仕組みから馬券種類別の違い、他のギャンブルとの比較、
そして控除率に打ち勝つための考え方まで、詳しく解説します。
それは「控除率」という仕組みです。
競馬は馬の実力や騎手の技術を予想するゲームですが、その前提として「胴元(JRA)の取り分」が存在します。
この取り分が控除率であり、馬券を買う全ての人に影響を与えます。
控除率を理解せずに馬券を買い続けることは、ルールを知らずにゲームに参加するようなものです。
まずはこの基本を押さえましょう。
「テラ銭」とも呼ばれ、競馬における「手数料」のようなものです。
例えば、あるレースの単勝馬券の総売上が1億円だった場合、控除率20%なので2,000万円がJRAの取り分となります。
残りの8,000万円が的中者への配当として分配されます。
配当総額 = 馬券総売上 ×(1 − 控除率)
つまり、馬券を買った人全員の賭け金を合計すると、そのうち控除率分だけ必ず減ってから配当されるということです。
この仕組みがある限り、全員が均等に買えば全員が損をすることになります。
控除率で差し引かれたお金は、JRAの運営費、賞金、国庫納付金(国への納付)などに充てられています。
以下の表で馬券ごとの控除率と還元率を確認しましょう。
単勝・複勝の控除率が最も低く20%、最も高いのはWIN5の30%です。
一般的に、的中が難しい馬券ほど控除率が高く設定されています。
還元率は「100% − 控除率」で計算され、馬券購入者に還元される割合を示します。
単勝・複勝なら100円賭けると平均80円が戻ってくる計算です。
簡単に言えば、全員が均等に馬券を買った場合、全員が控除率の分だけ損をするということです。
例えば三連単の場合、100円を賭けたときの期待値は以下のとおりです。
期待値 = 100円 ×(1 − 0.275)= 72.5円
100円賭けて平均72.5円しか戻ってこない。これが三連単の現実です。
単勝・複勝でも期待値は80円。どの馬券でも、何も考えずに買い続ければ確実に資金は減っていきます。
ただし、これは「全体の平均」の話です。
競馬はパリミュチュエル方式(購入者同士でお金を分け合う仕組み)なので、
他の購入者より優れた予測ができれば、控除率を超えるリターンを得ることは理論上可能です。
主要なギャンブルの還元率を比較してみましょう。
競馬の還元率は70〜80%で、ギャンブル全体で見ると中間的な位置にあります。
カジノのブラックジャックが約97%と最も高く、宝くじが約46%と最も低いことがわかります。
宝くじは「夢を買う」と言われますが、還元率の観点からは最も不利なギャンブルです。
一方、競馬はカジノほど有利ではないものの、自分の分析力で期待値を上げられる点が大きな特徴です。
宝くじやスロットは完全な運任せですが、競馬は知識と情報で差をつけることができます。
確かに、控除率の観点だけで言えば単勝・複勝が最も有利です。
しかし、控除率が低いことと、その馬券で勝てることはイコールではありません。
重要なのは「その馬券の期待値がプラスかどうか」です。
馬券の期待値 = 的中確率 × オッズ × 100円
例えば、単勝オッズ5.0倍の馬の的中確率が25%だと仮定すると、
期待値 = 0.25 × 5.0 × 100 = 125円
100円賭けて期待値125円。この場合は期待値がプラスなので、買う価値があります。
逆に、単勝オッズ2.0倍の馬の的中確率が35%なら、
期待値 = 0.35 × 2.0 × 100 = 70円
期待値70円。控除率20%の単勝でも、この馬券は買うべきではありません。
つまり、控除率が低い馬券を選ぶこと自体は悪くありませんが、
それ以上に期待値の高い馬券を見つけることが勝利への鍵です。
期待値の計算には期待値計算ツールをご活用ください。
では、控除率に打ち勝つにはどうすればよいのでしょうか。
1. 他の馬券購入者より優れた予測をする
競馬のオッズは馬券購入者全体の予測の総意です。
多くの人が買う馬はオッズが低くなり、あまり買われない馬はオッズが高くなります。
もし「実際の的中確率」がオッズから逆算した確率よりも高いと判断できれば、その馬券は期待値がプラスです。
つまり、大衆と異なる正しい判断ができれば、控除率を超えるリターンを得られます。
2. 情報収集と分析を徹底する
控除率に打ち勝つためには、他の購入者よりも多くの情報を集め、深く分析する必要があります。
・調教タイムやパドックの状態(パドックの見方)
・コース特性と馬の適性(各競馬場の特徴)
・脚質と展開の読み(脚質について)
・馬場状態の影響(馬場状態の見方)
これらの要素を総合的に判断し、オッズに反映されていない価値を見つけることが勝利への道です。
3. 資金管理を徹底する
どんなに分析力が高くても、資金管理ができなければ破綻します。
1レースに全資金を投入するのではなく、長期的に期待値プラスの馬券を買い続けることが重要です。
合成オッズを使って多点買いのバランスを考えることも有効です。
合成オッズ計算ツールを活用して、賭け金の配分を最適化しましょう。
・単勝・複勝は20%、三連単は27.5%、WIN5は30%と馬券ごとに異なる
・100円賭けた場合の期待値は72.5円〜80円(馬券種類による)
・競馬の還元率は70〜80%で、宝くじ(46%)よりは有利だがカジノ(97%)よりは不利
・控除率が低い馬券を買うだけでは勝てない。期待値の高い馬券を見つけることが重要
・控除率に打ち勝つには、他の購入者より優れた予測と徹底した情報分析が必要
控除率は競馬における「見えないコスト」です。
このコストを理解した上で、期待値を意識した馬券購入を心がけましょう。
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・合成オッズ計算ツール - 多点買いの合成オッズを計算
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・複勝コロガシは儲かるのか? - 控除率の複利効果を検証
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実は、馬券を買った時点であなたは一定の不利を背負っています。
その正体が「控除率」です。
この記事では、控除率の仕組みから馬券種類別の違い、他のギャンブルとの比較、
そして控除率に打ち勝つための考え方まで、詳しく解説します。
目次
はじめに
競馬で勝つために、まず知っておくべきことがあります。それは「控除率」という仕組みです。
競馬は馬の実力や騎手の技術を予想するゲームですが、その前提として「胴元(JRA)の取り分」が存在します。
この取り分が控除率であり、馬券を買う全ての人に影響を与えます。
控除率を理解せずに馬券を買い続けることは、ルールを知らずにゲームに参加するようなものです。
まずはこの基本を押さえましょう。
控除率とは
控除率とは、JRA(日本中央競馬会)が馬券の売上から差し引く割合のことです。「テラ銭」とも呼ばれ、競馬における「手数料」のようなものです。
例えば、あるレースの単勝馬券の総売上が1億円だった場合、控除率20%なので2,000万円がJRAの取り分となります。
残りの8,000万円が的中者への配当として分配されます。
配当総額 = 馬券総売上 ×(1 − 控除率)
つまり、馬券を買った人全員の賭け金を合計すると、そのうち控除率分だけ必ず減ってから配当されるということです。
この仕組みがある限り、全員が均等に買えば全員が損をすることになります。
控除率で差し引かれたお金は、JRAの運営費、賞金、国庫納付金(国への納付)などに充てられています。
馬券種類別の控除率一覧
控除率は馬券の種類によって異なります。以下の表で馬券ごとの控除率と還元率を確認しましょう。
| 馬券種類 | 控除率 | 還元率 |
|---|---|---|
| 単勝 | 20% | 80% |
| 複勝 | 20% | 80% |
| 枠連 | 22.5% | 77.5% |
| 馬連 | 22.5% | 77.5% |
| ワイド | 22.5% | 77.5% |
| 馬単 | 25% | 75% |
| 三連複 | 25% | 75% |
| 三連単 | 27.5% | 72.5% |
| WIN5 | 30% | 70% |
単勝・複勝の控除率が最も低く20%、最も高いのはWIN5の30%です。
一般的に、的中が難しい馬券ほど控除率が高く設定されています。
還元率は「100% − 控除率」で計算され、馬券購入者に還元される割合を示します。
単勝・複勝なら100円賭けると平均80円が戻ってくる計算です。
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控除率が意味すること
控除率が存在するということは、何を意味するのでしょうか。簡単に言えば、全員が均等に馬券を買った場合、全員が控除率の分だけ損をするということです。
例えば三連単の場合、100円を賭けたときの期待値は以下のとおりです。
期待値 = 100円 ×(1 − 0.275)= 72.5円
100円賭けて平均72.5円しか戻ってこない。これが三連単の現実です。
単勝・複勝でも期待値は80円。どの馬券でも、何も考えずに買い続ければ確実に資金は減っていきます。
ただし、これは「全体の平均」の話です。
競馬はパリミュチュエル方式(購入者同士でお金を分け合う仕組み)なので、
他の購入者より優れた予測ができれば、控除率を超えるリターンを得ることは理論上可能です。
他のギャンブルとの比較
競馬の控除率は他のギャンブルと比べてどうなのでしょうか。主要なギャンブルの還元率を比較してみましょう。
| ギャンブル | 還元率 |
|---|---|
| カジノ(ブラックジャック) | 約97% |
| パチンコ | 約85% |
| 競馬 | 70〜80% |
| 競輪 | 75% |
| 競艇 | 75% |
| オートレース | 70% |
| 宝くじ | 約46% |
競馬の還元率は70〜80%で、ギャンブル全体で見ると中間的な位置にあります。
カジノのブラックジャックが約97%と最も高く、宝くじが約46%と最も低いことがわかります。
宝くじは「夢を買う」と言われますが、還元率の観点からは最も不利なギャンブルです。
一方、競馬はカジノほど有利ではないものの、自分の分析力で期待値を上げられる点が大きな特徴です。
宝くじやスロットは完全な運任せですが、競馬は知識と情報で差をつけることができます。
控除率が低い馬券を買うべき?
控除率の一覧を見ると「単勝・複勝が最も有利なら、それだけ買えばいいのでは?」と思うかもしれません。確かに、控除率の観点だけで言えば単勝・複勝が最も有利です。
しかし、控除率が低いことと、その馬券で勝てることはイコールではありません。
重要なのは「その馬券の期待値がプラスかどうか」です。
馬券の期待値 = 的中確率 × オッズ × 100円
例えば、単勝オッズ5.0倍の馬の的中確率が25%だと仮定すると、
期待値 = 0.25 × 5.0 × 100 = 125円
100円賭けて期待値125円。この場合は期待値がプラスなので、買う価値があります。
逆に、単勝オッズ2.0倍の馬の的中確率が35%なら、
期待値 = 0.35 × 2.0 × 100 = 70円
期待値70円。控除率20%の単勝でも、この馬券は買うべきではありません。
つまり、控除率が低い馬券を選ぶこと自体は悪くありませんが、
それ以上に期待値の高い馬券を見つけることが勝利への鍵です。
期待値の計算には期待値計算ツールをご活用ください。
控除率に打ち勝つには
控除率がある以上、何も考えずに馬券を買い続ければ必ず負けます。では、控除率に打ち勝つにはどうすればよいのでしょうか。
1. 他の馬券購入者より優れた予測をする
競馬のオッズは馬券購入者全体の予測の総意です。
多くの人が買う馬はオッズが低くなり、あまり買われない馬はオッズが高くなります。
もし「実際の的中確率」がオッズから逆算した確率よりも高いと判断できれば、その馬券は期待値がプラスです。
つまり、大衆と異なる正しい判断ができれば、控除率を超えるリターンを得られます。
2. 情報収集と分析を徹底する
控除率に打ち勝つためには、他の購入者よりも多くの情報を集め、深く分析する必要があります。
・調教タイムやパドックの状態(パドックの見方)
・コース特性と馬の適性(各競馬場の特徴)
・脚質と展開の読み(脚質について)
・馬場状態の影響(馬場状態の見方)
これらの要素を総合的に判断し、オッズに反映されていない価値を見つけることが勝利への道です。
3. 資金管理を徹底する
どんなに分析力が高くても、資金管理ができなければ破綻します。
1レースに全資金を投入するのではなく、長期的に期待値プラスの馬券を買い続けることが重要です。
合成オッズを使って多点買いのバランスを考えることも有効です。
合成オッズ計算ツールを活用して、賭け金の配分を最適化しましょう。
まとめ
・控除率とはJRAが売上から差し引く手数料のこと・単勝・複勝は20%、三連単は27.5%、WIN5は30%と馬券ごとに異なる
・100円賭けた場合の期待値は72.5円〜80円(馬券種類による)
・競馬の還元率は70〜80%で、宝くじ(46%)よりは有利だがカジノ(97%)よりは不利
・控除率が低い馬券を買うだけでは勝てない。期待値の高い馬券を見つけることが重要
・控除率に打ち勝つには、他の購入者より優れた予測と徹底した情報分析が必要
控除率は競馬における「見えないコスト」です。
このコストを理解した上で、期待値を意識した馬券購入を心がけましょう。
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