TOOL
複勝転がし計算ツール
上記の転がし計画を使い、指定した的中率で1000回試行したときの成功率を計算します。
目安:8頭立て 約37.5% 12頭立て 約25% 16頭立て 約18.75%
広告
複勝転がしとは?やり方と基本ルール
複勝転がしとは、複勝馬券(1〜3着に入れば的中)で得た払い戻し金を次のレースにそのまま全額ベットする資金運用方法です。元手を少額(例:1,000円)からスタートし、数レース連続で的中させることで一気に資金を増やすことができます。
例えば1,000円からオッズ2.0倍を3連続で的中させると、1,000円 → 2,000円 → 4,000円 → 8,000円と、たった3レースで8倍になります。複勝は単勝と比べて的中しやすいため、初心者にも人気の戦略です。
複勝転がしの計算式
払い戻し額 = ベット額 × 複勝オッズ(100円単位切り捨て)
例)1,000円 × 2.5倍 = 2,500円
例)2,500円 × 1.8倍 = 4,500円
例)4,500円 × 3.2倍 = 14,400円 → 3連続で14.4倍!
複勝転がしの成功率の目安
複勝の理論的中率はレースの頭数によって変わります。1〜3着に入ればよいので、単純計算では以下のとおりです。
| 頭数 | 理論的中率 | 2連転がし成功率 | 3連転がし成功率 | 5連転がし成功率 |
|---|---|---|---|---|
| 8頭 | 37.5% | 約14% | 約5.3% | 約0.7% |
| 12頭 | 25.0% | 約6.3% | 約1.6% | 約0.1% |
| 16頭 | 18.75% | 約3.5% | 約0.7% | 約0.02% |
上の表からわかるように、転がし回数が増えるほど成功率は急激に下がります。2〜3連転がしが現実的な狙い目です。
複勝転がしのコツ・注意点
- 頭数の少ないレースを選ぶ:8頭立て以下なら的中率37.5%と比較的高い
- オッズが低すぎる馬は避ける:1.1〜1.3倍だと何連勝しても資金が増えにくい
- 転がし回数は2〜3連が現実的:5連以上は成功率が極めて低い
- 全財産を転がし続けない:1回の失敗で全額失うため、余剰資金で行う
- 期待値を確認する:期待値計算ツールで各レースの期待値を確認してから選ぶのが基本
よくある質問(FAQ)
- 複勝転がしは儲かりますか?
- 理論上、JRAの控除率(約25%)があるため、ランダムに馬を選んで転がし続けると長期的には損をします。的中率の高い馬を見極め、オッズが割高な馬を選ぶことで期待値をプラスに近づけることが重要です。
- 何連転がしが一番おすすめですか?
- 2〜3連転がしが最も現実的です。それ以上になると成功率が1%を下回るケースが多く、期待値も大幅にマイナスになります。少ない連数でオッズの良い馬を選ぶほうが効果的です。
- 複勝オッズはいくらを目安にすればいいですか?
- 1.5〜3.0倍が現実的な範囲です。1.5倍未満だと倍率が上がりにくく、3.0倍を超えると的中率が下がります。的中率と払い戻しのバランスが取れた馬を選びましょう。
- 複勝転がしの払い戻し計算はなぜ100円単位ですか?
- JRAの払い戻しは100円単位で計算されます(端数は切り捨て)。このツールも同様に100円単位で計算しています。
独自検証:複勝転がしは実際に何連勝できるのか
転がしの成功率は「的中率のn乗」で計算できますが、それが実際のレースでどう出るのかを2016年以降の中央競馬37,169レースで検証しました。1番人気の複勝を買い続け、当たったら次のレースへ全額転がす、という前提です。
| 連勝数 | 1番人気で達成できた確率 | 3番人気で達成できた確率 |
|---|---|---|
| 1連勝 | 63.8% | 41.6% |
| 2連勝 | 41.3% | 17.3% |
| 3連勝 | 27.1% | 7.2% |
| 4連勝 | 17.8% | 3.1% |
| 5連勝 | 11.8% | 1.4% |
| 8連勝 | — | 0.1% |
| 10連勝 | — | 0.02% |
※ 当サイトが2016年以降の中央競馬37,169レースを時系列に並べ、連続で的中した回数を実測したものです。3番人気の最長連勝記録は11連勝でした。
1番人気でも3連勝できるのは4回に1回程度です。5連勝は11.8%、つまり9回試して1回。3番人気に広げると5連勝は1.4%(70回に1回)まで落ちます。「3回転がして3倍」は現実的な目標ですが、「10回転がして100倍」は3番人気なら5,000回に1回の水準です。
人気別の複勝成績
どの人気の馬で転がすかによって、的中率と配当のバランスが変わります。
| 人気 | 複勝の的中率 | 平均配当 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 1番人気 | 64.7% | 131円 | 83.8% |
| 2番人気 | 51.7% | 162円 | 83.2% |
| 3番人気 | 41.6% | 195円 | 80.5% |
| 4番人気 | 33.3% | 235円 | 77.7% |
| 5番人気 | 26.5% | 290円 | 76.4% |
※ 当サイトが2016年以降の中央競馬37,169レースから独自に集計。回収率は100円購入あたりの平均払戻です。
複勝の払戻率は80.0%と決まっているので、長期的にはどの人気でも80%前後に落ち着くのが自然です。実測ではその通りになっていますが、1番人気の83.8%と2番人気の83.2%は払戻率80.0%を上回っています。転がすなら上位人気を選ぶほうが、的中率でも回収率でも有利ということになります。
逆に4〜5番人気は76〜78%で払戻率を下回ります。「配当が高いほうが転がしの伸びがいい」と考えて人気を下げると、的中率と回収率の両方を落とすことになります。
転がす回数を増やすと期待値はどうなるか
転がしは「当たれば倍々に増える」仕組みですが、1回転がすたびに控除率が掛かります。元手1,000円を1番人気の複勝で転がした場合の期待値を計算すると次のようになります。
| 転がし回数 | 成功確率 | 成功時の金額 | 期待値 |
|---|---|---|---|
| 1回 | 64.7% | 1,310円 | 838円 |
| 2回 | 41.9% | 1,716円 | 702円 |
| 3回 | 27.1% | 2,248円 | 588円 |
| 4回 | 17.5% | 2,945円 | 493円 |
| 5回 | 11.3% | 3,858円 | 413円 |
※ 1番人気の複勝(的中率64.7%・平均配当131円)を前提に、元手1,000円を全額転がした場合。
転がす回数を増やすほど期待値は下がります。1回で838円、5回で413円と、元手1,000円に対して半分以下になります。転がしは「期待値を上げる手法」ではなく、期待値を削る代わりに一撃の大きさを買う手法です。
これは転がしが悪いという意味ではありません。少ない元手で大きな金額を狙う手段としては合理的で、1点あたりの投資額を抑えられるという利点もあります。ただし「転がせば有利になる」わけではないことは押さえておく必要があります。長期の収支は回収率計算ツールで記録してください。
検証から言えること
- 目標は3連勝までが現実的:1番人気でも27.1%(4回に1回)。5連勝以上は11.8%まで落ちます
- 上位人気を選ぶ:1〜2番人気は回収率83%台で払戻率80.0%を上回ります。人気を下げると的中率も回収率も落ちます
- 回数を決めてから始める:期待値は回数とともに下がるので、「何回で降りるか」を先に決めておかないと際限がありません
- 元手は失う前提で置く:3連勝の成功率27.1%は、逆に言えば73%は途中で終わるということです
初期金額と各レースの複勝オッズを入力するだけで、転がし後の払い戻し額と成功率を自動計算します。